■目次 1. 離婚協議書とは 2. 離婚協議書に記載すべき内容 3. 離婚協議書を作成する流れ 4. 離婚協議書...
妻からの精神的DV・モラハラから早期に抜け出すことができた事案
【事案の概要】
依頼者:夫 30代 会社員
妻 30代 専業主婦
妻の連れ子1人(夫と養子縁組)
実子1人
夫は妻に給与振込口座を管理され、満足な昼ご飯代も渡してもらえないほか、毎日のように精神的DV・モラハラを受け続けていた。時には家を追い出され、車で寝起きしなければならないこともあるような状況にあった。
【当事務所の活動】
相談を受け、まずは夫には実家に戻り妻と別居してもらった。あわせて早期に妻に対し、離婚と連れ子の離縁の協議に応じるように通知を送った。なお、夫の生活を立て直すため、あわせて給与振込口座を夫自身で管理できる口座に変更してもらった(協議が不利にならないよう協議中の婚姻費用は裁判所の算定表を基準によって支払う旨あわせて通知した)。
【解決の内容】
妻からの精神的DV・モラハラを的確に指摘することで、実子に対して、養育費算定表に従った養育費を支払う条件のみで、財産分与もなく、妻の連れ子との離縁、離婚の協議が早期に成立した。
【解決のポイント】
まず、妻との別居を行った点にある。離婚には相当のエネルギーを擁するため、妻との別居により、夫は精神的な安定を取り戻すことができ、離婚の手続きを進めることができるようになった。また、給与振込口座を夫自身の管理する口座に変更したことで、夫と妻の経済的な力関係をフラットな状態に戻すことができ、妻との話し合いもスムーズに進むようになった。
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