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不貞行為の相手方に対して高額な慰謝料が認められた事例

【事案の概要】

依頼者:妻(40代) 専業主婦
相手方:夫(40代)と夫の愛人(30代)

 依頼者とその夫は約20年前に結婚し、一人の子ども(その当時小学生であった)をもうけるなど円満な夫婦生活を送ってきた。もっとも、夫は、5年程前に同窓会で再会した同級生と真剣に交際するようになり、徐々に家庭を顧みなくなっていった。その後、夫はその愛人との生活を選択し、自宅を出て別居するに至った。妻は、まだ幼い子どものことを考え、暫くの間は夫との離婚は思い止まることとしたが、愛人のことが許せなかったので、愛人に対しては慰謝料を請求することを決意し、当事務所に来所された。

【当事務所の活動】

 夫とその愛人の交際期間は優に4年以上に及んでいるものと推測されたが、妻は夫が使用する携帯電話の画面のスクリーンショットぐらいしか証拠を持ち合わせていなかった。証拠として不十分であったため、当事務所は依頼者に当事務所が提携している興信所を紹介し、不貞の証拠を獲得するように指示した。興信所の調査の結果、同居している二人の状況を撮影することができ、不貞の証拠を獲得することができた。その後、愛人に対して任意の交渉を開始したが、愛人は慰謝料の支払いを頑なに拒絶したため、裁判を提起することとなった。

【解決の内容】

 依頼者の精神的苦痛が非常に大きい事案であったため、裁判においては一般的な水準より若干高額である400万円の慰謝料を請求した。そうしたところ、その愛人は裁判のなかで、「不貞関係がない」、「既婚者であるとは知らなかった」との白々しい弁解を繰り返したが、最終的には興信所の報告書が決め手となって、請求額の満額である400万円の認容判決を得ることができた。

【解決のポイント】

 初回相談時、依頼者から夫の不貞を疑わせる様々な話や出来事を聞くとともに、依頼者が証拠として持参した数多くの資料を一つ一つ確認しましたが、裁判に耐えられる「証拠物」は何一つ見つけることができませんでした。そこで、費用はかかるものの興信所を利用することに決め、不貞の証拠を集める作業から始めることといたしました。民事裁判においては、争いのない事実は証明の必要がないため、不貞の証拠がない場合であっても慰謝料を獲得できる場合は存在します。一方で、本件のように、相手方の抵抗がかなり大きい場合はしっかりとした証拠がないと裁判において苦戦することもあるところ、本件では早期の段階で動かぬ証拠を獲得できたことが全面勝訴という非常に良い結果に繋がりました。
尚、当事務所は提携の興信所を有しており、興信所の担当者との打ち合わせも当事務所の相談室で弁護士が同席のもと実施しております。その際は弁護士からも興信所の担当者に対して事案の詳細な説明を行うため、興信所も事案の背景や裁判における争点を意識した上で調査を実施でき、このことも良い結果を導く一つの要因になっているものと思われます。不貞の証拠収集でお困りの方、当事務所にご相談ください。

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