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約5年の別居期間を経て話し合いでの早期解決に至った事案

【事案の概要】

■離婚/慰謝料の別 離婚
■理由 性格の不一致
■依頼者 性別:男性 年代:50代 職業:会社役員
■相手方 性別:女性 年代:50代 職業:無職
■子ども 有(成人)
■手続き 協議
■解決までの期間 依頼から6か月程度

【来所のきっかけ】

折り合いの悪い妻と離婚したいが応じてくれない。

【事案の概要】

5年ほど前に夫が自宅を出て別居し、離婚を切り出したが、妻は離婚に応じる気配すら見せなかった。5年ほどの別居期間を経て、子どもも手を離れたため、改めて離婚を請求した。

【争点】

■離婚の合意
■財産分与を含めた金銭給付の金額

【解決内容】

代理人が妻と鋭意交渉を重ね、財産分与を含めた解決金500万円で合意した。その上で、支払いについて、まず離婚届への署名押印を条件に半金250万円、離婚届提出後自宅からの退去を条件に250万円を支払うとすることで、依頼から約6か月で離婚と自宅からの退去を一挙に実現し解決した。

【解決のポイント】

妻に対し、既に5年ほどの別居期間が経過し、婚姻関係が破綻していると認められる可能性が極めて高いこと、財産分与は別居当時を基準とするため、法廷での闘争となれば容易にこれを明らかにすることは難しいことなどといった事情を正確に説明することによって、依頼から6か月という比較的早期に、妻の気持ちを離婚に傾けさせ、依頼者の収入等を考慮すれば過大とは言えない解決金額で解決することができた。


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