■目次 1. 離婚協議書とは 2. 離婚協議書に記載すべき内容 3. 離婚協議書を作成する流れ 4. 離婚協議書...
監護状況を主張し子らの親権を和解的な解決に導いた事例
【事案の概要】
離婚/慰謝料の別 離婚
理由 性格の不一致
依頼者 性別:女性 年代:30代 職業:医師
相手方 性別:男性 年代:40代 職業:医師
子ども 有(2名)
手続き 協議
解決までの期間 依頼から7か月程度
【来所のきっかけ】
夫はかなり神経質な性格で、依頼者である妻は性格の不一致を長年にわたって感じていた。二人の間で離婚についての話し合いを行うことはあったが、親権等を巡って意見の対立があった。そうしたところ、夫は、近隣の工事の騒音が原因で、自ら実家に戻るという行動を取ったことから自動的に別居が開始することとなった。
依頼者は、この別居のタイミングで話し合いを進めたいと考えたが、今までの経緯からして自分一人では離婚協議を進めることは困難であると思い、当事務所を訪れた。
【事案の概要】
本件では、離婚の成否のほか、両者ともに子どもへの思い入れが強かったことから、親権の帰属及び離婚後の面会交流が主な争点となった。
また、協議の当初、夫は離婚の合意についても難色を示していたため、別居期間も長期に及ぶことが想定されたことから、婚姻費用の金額も併せて争点となった。
【争点】
離婚の成否
親権、面会交流
婚姻費用、養育費
【解決内容】
妻の代理人に就任し、夫に対して内容証明郵便を発送し、離婚の意思及び大まかな離婚条件を伝えた。そうしたところ、夫に代理人が就き、離婚自体は吝かではないが、子らの親権や面会交流について当方の希望とは大きく異なる主張がなされた。
もっとも、その後、夫の代理人との間で協議を重ね、親権は今までの監護状況からして母である依頼者が優位であること、面会交流についてもある程度柔軟に対応する意向があることを粘り強く伝えた。
そうしたところ、相手方である夫は、子らの親権を母である依頼者とすることに応じるに至った。
次に、婚姻費用についてであるが、当初、夫は、働き方改革などという抽象的言葉を用いて、直近の源泉徴収票で算定することはフェアではないと主張していた。もっとも、このような抽象的な主張が裁判所の手続きで認められる可能性はないため、その点も粘り強く交渉し、最終的には算定表の金額で妥結することとなった。
最終的には、養育費等の取り決めもあったため、公正証書を作成して解決となった。
【解決のポイント】
本件は、子らの親権という和解的な発想が馴染まない点が主な争点であったため、受任当初は離婚訴訟も視野に入れて検討することとなった。
ただし、相手方代理人との間で、何回も電話をしたり、書面を作成して、当方の主張を伝えることによって、妥当な解決を早期に導くことができた。
- 婚姻費用 -学習塾の塾代を加算できたケース-
- 金銭給付を拒否していた夫に金銭の支払いをさせ早期解決した事案
- 面会交流 -早期の試行的面会交流の実施を経て妻の態度が軟化したケース-
- 依頼者のご職業が公務員の解決事例
- 相手方の職業が専業主婦の解決事例
- 依頼者が50代の解決事例
- 依頼人が女性の解決事例
- 有責配偶者の代理人として、受任から4か月程度で離婚請求し協議離婚を成立させた事案
- 株式を購入するなど投資を行った資産を特有財産と主張し認められた事案
- 依頼者のご職業がパートの解決事例
- 相手方の職業が会社員の解決事例
- 離婚の争点が財産分与に関する解決事例
- 不貞相手への慰謝料請求について早期解決に至った事例
- 離婚の争点が慰謝料に関する解決事例
- 依頼者のご職業が専業主婦の解決事例
- 依頼者が40代の解決事例
- 財産分与が原因で離婚に消極的な夫を説得し、早期解決に至った事例
- 相手方の職業が公務員の解決事例
- 依頼から約4か月でモラハラ夫から1000万円の財産分与を受け取ることができた事案
- 約5年の別居期間を経て話し合いでの早期解決に至った事案
- 離婚の原因が性格の不一致に関する解決事例
- 離婚の争点が離婚の成立に関する解決事例
- 過去に相手方が離婚を認めず困難な状況で相手方の希望を正確に理解し解決に至った事案
- 離婚の争点が解決金に関する解決事例
- 証拠の収集や整理を進め当方の主張が概ね認められた事案
- 依頼者のご職業が会社役員の解決事例
- 相手方のご職業がその他の解決事例
- 依頼人が男性の解決事例
- 依頼から2か月という早期解決ができた事案
- 依頼者の意向を尊重し、早期解決を優先した事案
- 依頼者のご職業が会社員の解決事例
- 交渉困難なモラハラ夫との別居を実現した上で、財産分与を勝ち取った事案
- 監護状況を主張し子らの親権を和解的な解決に導いた事例
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- うつに追い込むモラハラ妻との離婚調停を依頼から4ヶ月で解決した事例
- 不貞した妻の財産隠匿を明らかにし、共有財産として財産分与に至った事例
- 夫に有利な条件を獲得した上で、調停期日2回目、依頼から約4カ月で早期解決した事案
- 面会交流を可能にする離婚公正証書を作成した事案
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- 嫡出否認・慰謝料請求が認められた事案
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