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不貞の証拠は何が必要ですか。探偵を雇った方がいいですか。

Answer

不貞の事実に関する証拠としては、写真、録音、携帯電話の発信・着信履歴の保存、メールの保存、SNSへの投稿、クレジットカードの利用明細などの客観的な証拠をより多く集めたいところです。客観的証拠に乏しい場合、探偵を雇って不貞の現場(ラブホテルや不貞相手宅への出入りなど)を押さえることは有用ですが、費用対効果を検討したいところです

Point

不貞行為は、当然、配偶者に秘密に行われることが多く、立証は容易ではありませんが、不貞の証拠に関しては、上記のような客観的な証拠をより多く集めたいところです。この点、SNSの個人的な送受信履歴から不貞が発覚するといった話はよく聞きます。SNSの投稿について、さすがに不貞行為をした方が、直接SNSに投稿し不貞が発覚したといった事案は聞いたことはありませんが、不貞相手が(特に若い女性が多いです)、旅行やデートの様子をSNSに投稿し、これを配偶者が発見してしまい、不貞発覚に至るという話をしばしば耳にします。

このような客観的な証拠はなく、信頼できる配偶者と共通の友人から、配偶者が浮気していると聞いたといった相談が寄せられることがあります。しかし、内容を詳しく聞きますと、その友人が、直接ホテルへの出入りを目撃したとか、本人から浮気の相談を受けたなど、直接不貞を見聞きしたわけではなく、別の友人が見たとか、友人間のうわさ話であったりする場合も多々あります。また、その友人が直接見聞きした話であっても、実際に配偶者との間で不貞の事実が争いとなった場合には、夫婦双方の友人であることから、証人としての証言には及び腰にならざるを得ません。

不貞の事実に関しては、やはり第三者の証言ではなく、メールやSNSなどの目に見える形の客観的な証拠を多く集めたいところです。

そこで、客観的な証拠に乏しい場合、探偵や興信所を雇った方がいいですかといった相談をお受けすることがよくあります。確かに、探偵・興信所も一つの手段ではあります。

しかし、その費用は決して安くありません。十万円単位の費用が掛かることも多く、調査期間・時間帯、調査員数など調査方法によっては、3桁に至ることもあり得ます。調査の結果、空振りに終わることも少なくありません。

効果の面でも、不貞の慰謝料は、短期間の不貞では、大きな金額は見込めないのが一般です。配偶者の不貞は明らかで、こちらが離婚を望んでいるのに、配偶者が全く不貞を認めず、かつ、離婚にも応じず、なおも不貞を繰り返しているような場合には、やむを得ず利用を検討する場合もあり得ると思います。しかし、そのような場合にも費用対効果をよく検討されるべきであると思います。どうしても、探偵・興信所を利用する場合には、事前にきちんと費用を確認し、信頼できる業者を選ぶべきです。

 

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